ミニマリストとして生活していると、余剰資金がでてくるのでどんどん投資に回そうと考えていくようになりました。
今日は個人資産10億円の元外資系ディーラーミアン・サミさんの「毎月5000円で自動的にお金が増える方法」で紹介している「ウォーターフォール投資法」を紹介したいと思います。
ミアン・サミさんの「毎月5000円で自動的にお金が増える方法」は投資家マインドについても勉強になる本で、自分が本格的に投資をしようと決めるきっかけになった本になります。
タイトルから「自動的にお金が増える」とあったので、購入しました。
内容は7割が自己啓発の内容で、残り3割が実際に自動的にお金が増える仕組みづくりの話となっています。
目次
ウォーターフォール投資法とは?
水が落ちる(ウォーターフォール)というように蛇口から水を落としてコップに水が溢れたら次のコップを貯めていくという、シャンパンタワーのような投資方法になります。

投資段階はA~Dの4つのステージ(コップ)があります。
このA~D、それぞれのステージを満たしてから、次に行く必要があります。
ステージA:節約をして資金を確保しよう
月々の積立をするために毎月の生活費を節約して資金を確保していきましょう。
節約の前にまずは現状の見直しが必要です。
こちらを参考に見直していきましょう。
ステージB:レイ・ダリオ氏のポートフォリオを参考に「確定拠出年金」をする
確定拠出年金、最近に話によくでているiDecoは個人確定拠出年金のことです。
本ではレイ・ダリオ氏のポートフォリオ通りに投資していきます。
個人確定拠出年金は最低5000円から最大は立ち場に応じて変わります。
また、様々な証券会社で確定拠出年金サービスは行っていますので、選ぶ先で投資内容もかわっていきます。
実際にはじめるにあたっては、レイ・ダリオのポートフォリオ通りの投資は難しかったので、サイト主のしんちゃんはSBI証券でiDecoで「ひふみ年金」の1点買いにしています。
世界一の投資家「レイ・ダリオ」とは
1973年〜2013年の41年間の投資利回りが「9.56%」という結果を出した方です。
約10%の利回りがどれだけ凄いかは投資を少しでも経験した方なら誰でもわかると思います。
【レイダリオ氏のポートフォリオ】
割合 | 資産タイプ |
40% | 長期米国債(20〜25年満期) |
30% | 株式(S&Pかインデックス) |
15% | 中期米国債(7〜10年満期) |
7.5% | 金関連 |
7.5% | 商品取引関連 |
これをもとに購入をしていきます。外国債件が多いですが、債券と株式などを半々に持つことはリスク軽減のためにウォーレン・バフェットも推奨しているやり方です。
iDecoができる証券会社は多数あります。証券会社によってiDecoで扱える投資先が変わります。
ステージC:「NISA」や「ジュニアNISA」などを利用してレイ・ダリオ氏の資産運用法を参考にETF投資をする。
ミアン・サミさんの「毎月5000円で自動的にお金が増える方法」で紹介されているETF(上場投資信託)は海外ETFとなります。
割合 | 資産タイプ | ETF参考銘柄 |
30% | 長期米国債(20〜25年満期) | TLT・BLV |
30% | 株式(S&Pかインデックス) | SPY・IVV・VTI |
25% | 中期米国債(7〜10年満期) | IEF・BIV |
10% | 金関連 | GLD・IAU |
5% | 商品取引関連 | DBC・GSG |
毎月積立をしていくのであれば「つみたてNISA」を使い、楽天全米インデックスファンドを購入するという手もあります。
収入が少ない方はつみたてNISAから始めるのがオススメです。
ステージD:ウォーレン・バフェット氏のポートフォリオを参考に投資をする。
ウォーレン・バフェット氏のポートフォリオを参考に投資をしていきます。
さいごに余った資金で投資していきます。
海外の株式が多いですが、ジャンルを合せておけば日本の株式でもおおよそのことができます。
ウォーレン・バフェットについては色々な本がでていますが、マンガで読めるこちらが一番オススメです。
余った資金の話となりますが、iDecoやNISA以外でもやっていくのはありです。
仮想通貨やFXなど、余剰だからこそハイリスクハイリターンのものに挑戦してみましょう。
余剰資金ではないけど、ポイントなどでチャレンジしてみることありです。
本腰を入れるのは足場が固まってからにしましょう。
また、こちらの講座を受けてみてからどういう方向が自分に合っているか検討するのも参考になりますよ。
まとめ
勉強になるやり方が多いので、参考になっています。
この本にはもっと考えさせられることがあって、元金に手を付けないということです。
利息を再投資して、再投資した先の利息を初めて使うということです。
これを読んでから、海外株式やETFに興味をもったので、ぜひ一読してみてください。